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社会福祉法人かつぎ会

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BCP訓練【自然災害】

谷和の里:こらむ

BCP訓練【自然災害】


この度、土砂災害発生を想定して利用者様の避難・搬送について訓練を実施いたしました。
まず最初にベッド上の利用者様を避難用ストレッチャーに職員2人で移乗して搬送する動きを確認しました。この際の問題点は、急を要するのにそもそも職員2人では時間がかかり過ぎるということ、また、一度担ぎ上げてから床のストレッチャーに乗せる際に中腰になってしまうことで腰に大きな負担がかかってしまう。ということで、現実的ではありませんでした。
次に使用中のベッドシーツをそのまま利用して、職員1人で利用者様をシーツに包んで頭側を抱えながらベッドから引きずり下ろす動きを確認しました。この方法であれば、素早く少ない負担で逃げることができそうです。しかし、問題は下ろした瞬間に抱えていない側の足が床に叩きつけられてしまい、その衝撃が大きいということです。生きるか死ぬかという局面であれば「足の痛みよりも第一に命」とは分かっているものの、やはりどうにかしたいところです。そこで、ベッド上の掛布団を床に落としてから引きずり下ろすことで、若干のクッションになることが確認できました。これは良さそうです。
また、床上を搬送する際に、どのように握れば女性の力でも一人で搬送しやすいかという検証も行いました。
今回参加できなかった職員も居ますので、また訓練の機会を設けたいと思います。