日々のケアの中でも特に悩みや工夫が求められる分野について、改めて学びを深める時間となりました。
まずは、10月28日に行われた、第8回ひろしまケアコンテストの課題をもとに、各自が「自分ならどうケアするか」を個人で考えるところからスタート。その後、グループに分かれて発表を行い、それぞれの考えや対応の工夫を共有しました。
同じ場面を想定していても視点や気づきが違い、「そんな方法があったのか」「その考え方は実践してみたい」といった声が多く聞かれ、活発な意見交換が行われました。
後半は、ケアコンテスト(排泄部門)で優勝した小田CWによる実演を交えた発表です。
実際の動きや声かけ、利用者様への配慮のポイントなど、現場ですぐに活かせる内容ばかりで、参加した職員も真剣な眼差しで見入っていました。
「なぜそのケアを行うのか」「どうすれば利用者様の負担を減らせるのか」といった考え方を学ぶことで、単なる作業ではなく、“その人らしさ”を大切にしたケアの重要性を改めて感じる勉強会となりました。
今回の学びを、日々のケアにしっかりと活かし、これからも利用者様に安心して過ごしていただける環境づくりに努めていきます。

