私たちは《家庭的な暖かいホーム》づくりを目指しています!

社会福祉法人かつぎ会

文字サイズ
»
»
»
»
14日

谷和の里:こらむ

BCP防災訓練


この度、谷和の里では「停電想定」のBCP防災訓練を実施いたしました。
実施前は日中なのでカーテンを開けていれば、そこまで暗くはないだろうと考えていましたが想像よりも暗くて、窓から遠い場所や窓のない非常階段などは真っ暗でした。事前に用意していたランタンや投光器で照らしてみたものの、思ったほど明るくならなくて食事をされる皆さんも手元が暗くて食べづらそうでした。それに暗い中でする食事は楽しくないというか、なんだか料理も美味しそうに見えなくて気持ちが沈んでしまいます。

訓練の中では、常に喀痰吸引が必要な方が困らないように自動車から電源を確保することも試してみました。自動車2台を用意したのですが、1台は電気自動車の充電を使用し、もう1台はシガーソケットから電気を引っ張りました。どちらも使用に問題なく、いざという時には心強い存在です。
また、ガスで動く非常用発電機の試運転も行いましたが、照明・エアコン・電源などほとんどのモノが支障なく使用できることが確認できたのでホッとしました。
訓練ですから事前に用意をして、何時から何時の間だけ停電すると分かっている安心感もあり、職員も利用者様も正直なところ緊張感はほとんどありませんでした。いざという時に備えて設備や手順などは確認できましたが、実際の停電でも対応できるのでしょうか。訓練の振り返りを行い、今後も訓練を重ねていき、より精度の高いものにしていけたらと思います。